Design
デザインコンセプトから工事許可取得まで
ニューヨーク・マンハッタンを拠点とし、商業不動産を中心とした建築・インテリアデザインチームは、クライアントとの対話を通してプロジェクトに必要なデザイン情報を収集し、デザインコンセプトやインテリアイメージを提案致します。最終的には3Dレンダリングを作成し、イメージの統一を図ります。
オフィスでは、従業員が出社したいと思う環境を、店舗・レストランでは作業効率や動線を考慮したレイアウト、そして人々が心地良いと感じられる空間づくりを目指しています。デザインイメージ決定後には、基本設計、実施設計、工事図面作成、そして建築局申請許可取得までを行います。
オフィスデザイン
オフィス設計に精通した設計・インテリアデザイナーが、クライアントの業態、働き方に応じて適切なレイアウトデザインを提案します。最近では会社へのエンゲージメントを高める目的として、コーポレートフィロソフィーをオフィスデザインに取り込み、企業をアピールする空間としても利用されています。
ニューノーマルに対応するオフィスでは、社員の安全を考慮したゆとりをもったスペースをデザインしています。飛沫防止のパーテーションやデスク距離を保つのは勿論のこと、多様な働き方ができるよう集中作業に適したデスクブースや、グループディスカッションを円滑にするコラボレーションエリアの拡大、居心地の良いカフェのような打ち合わせスペースを用いて、仕事の生産性を高める機能を提案しています。
WELL認証取得支援
WELL認証とは、社員の「心と体の健康に配慮した空間デザイン」を評価する米国発の新建築基準(https://www.wellcertified.com/)です。最新の評価システムv2は、10のコンセプト(①空気、②水、③食物、④光、⑤運動、⑥温熱快適性、⑦音、⑧材料、⑨心、⑩コミュニティ)で構成されており、このリストの中から必須項目と加点項目を選定し、書類及び実地のパフォーマンス審査を受けます。
具体的には、清潔な空気をつくる為の空調フィルターの導入や、揮発性有機化合物(VOC)などの汚染物質を含んだ素材の使用を控えたり、運動を促す昇降式デスクや人間工学に配慮された椅子の起用、そして植物など自然環境を想起させる要素を取り入れることで、人々に快適性や安心感を与えストレス軽減へと導きます。こうしたWell-beingの概念に基づくWELL認証は、パンデミック後に益々需要が高まっています。
また、世界共通の基準であることから、その取得によりグローバル企業としてのブランドイメージ向上にも活用されています。YT designでは、WELL基準の厳しい認定試験に合格した専門家 (AP: Accredited Professional) が、認証取得のアドバイスや専門的支援をし、Well-being向上に繋がるオフィスを実現します。
レストラン・店舗デザイン
20年以上にわたるレストランや店舗企画の経験をもつYT designでは、クライアントのコンセプトに沿った魅力的なインテリアデザインを提案しています。また、限られたスペースの中でスタッフやシェフがスムーズに効率よく作業ができるよう、機能性を持ち合わせたレイアウトを検討します。
また、大型展示会やポップアップショップのデザイン及び出店の仕事もお引き受けしております。