NYCからPhiladelphiaへ1Day Trip

ニューヨークシティは全米の中でもトップクラスに人気な観光地ですが、ニューヨークに住むことの魅力の一つに、「他の周辺都市へも日帰りで行くことができること」が挙げられるのではないでしょうか。ボストンやポートランド(メイン州)、ワシントンDCなどなど有名な観光地は数々ありますが、今回はフィラデルフィアへ行ってきました。

 

 

車や飛行機で行くこともできますが、今回はAmtrakを選びました。往復20ドルというお手頃さが嬉しいです。マンハッタンのペンステーションの新しいターミナルから出発し、なんと1時間半程で到着します。フィラデルフィア市内はバスと地下鉄が走っており、ニューヨーク市内と同様にクレジットカードをタッチするだけで乗車できます。旅行に行くたびにその地域で使用されている交通系ICカードやチケットを買う必要がなくなってきていて便利な反面、少し寂しい気もしますね。

 

 

さて、今回の旅の目的はというと、ズバリ「フィリーチーズステーキを食べる!」こと。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、アメリカでは割とよく目にするメニューで、フィラデルフィアのご当地フードです。ステーキといっても肉の塊が出てくるわけではなく、細長いパンに焼いた薄切り肉とチーズソースを挟んで食べます。チーズソースの一番人気はWhizというKraftが販売しているものですが、アメリカンやテェダーチーズに変更できるオプションを提供しているお店が多いです。

 

 

フィラデルフィアに到着してまず食べたのが人気店Geno‘sです。ステーキはもちろんですが、Geno’sの特徴はパンがChewyなこと。ふわふわでもカリカリでもないなんとも言えない食感がとってもおいしかったです。

 

 

2番目に食べたのが、ダウンタウンの北側FishtownにあるJoe`s Steaks。ここのパンは外側が硬めでステーキのシーズニングもしっかりとしており、とても食べ応えがありました。

 

 

3番目に食べたのは、なんと最初に訪れたGeno’sの向かい側にあるPat’s King of Steaksです。実は、このお店こそがフィリーチーズステーキを始めた元祖だそうです。元祖への期待が高かったせいか、「普通に美味しいけど・・・」という感想でした。

 

 

お気づきのように、1日で3つもフィリーチーズステーキを食べたわけですが、きちんと間でデザートも堪能しました。Readings Terminal Marketの中に入っているこちらのBassettsというお店は、アメリカで最古のアイスクリーム屋さんだそうです。スモールカップを頼んだら巨大なカップにアイスクリームがたっぷり入って提供されたことには驚きましたが、おいしくいただきました。

 

 

フィリーチーズステーキを目的に訪れたフィラデルフィアですが、アメリカの歴史的にはとっても重要な場所で、教科書で皆さんが一度は見たことがあるような建物がたくさんあります。こちらはまた別の機会にご紹介したいと思います!

ニューヨークから日帰り旅行で楽しむことができるフィラデルフィア、おすすめです。