日本を誇りに思う「映画の秋」
先月公開された映画「グランツーリスモ」を観て来ました。この映画は、ビデオゲームのカーレースを極めた少年が、現実世界のカーレーサーとして様々な困難を乗り越えていく人生を描いた物語です。
知人に連れられて観に行くまでは映画の内容など全く知らずにいましたが、なんとこの映画に登場するゲームは、日本のポップカルチャーを牽引するあのプレイステーションのものなのです。近年人気が高まるe-sportsの種目にもなっているのでご存知の方も多いかもしれませんが。さらには、主人公のレーサーのチームのスポンサーは日産。ちなみに配給はソニーです。映画を観ながら、なんとも日本人として誇らしい気持ちになりました。
映画の中で日本を舞台にしたシーンも登場します。アメリカに住んでいても、国としての日本はもちろん、多くの日本企業の存在感を感じる機会が頻繁にあり、「クールジャパン」はしっかり世界に向けてアピールされているのだと嬉しくなります。
主人公とその家族の物語もよく描かれており、カーレースやアクションに興味がない方でも、楽しめるストーリーだと思います。
ミュージカルで有名なニューヨークですが、実はリンカーンセンターのAMCには全米一大きなスクリーンのシアターがあるのだとか。そんなニューヨークでぜひ映画の秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。